おじさんになると...

あの、「ベテランの風格」とか「大人の落ち着き」って言うじゃないですか。

あれって何かって、ただ単に鈍くなってるだけなんじゃないの？

学生時代、先生に何かを言いにいくとかイベントがあるとか、いちいち緊張してたけど、もうそんな緊張感すらない。

「なんとかなるし」「死なねえし」「どうでもいいし」が脳内増殖をしている...！

学生時代は、「ここで噛んだら...死ぬ...！」「ここでトチったら一生いじられる...！」という臆病な自尊心と尊大な羞恥心を持っていて、虎になっちゃう強迫観念に支配されていたのかもしれない。(虎にはならない。)

ただ、別に発表中に噛んでも死なないし、髪型が変でもいじられないし、うんこ漏らしても別に死なない。(これに関しては社会的に死ぬ可能性がまだ残ってはいるが)

これは、大人になって落ち着きが出てきたのでも大人の風格が漂ってるのではなく、ただ単におじさんがなにも感じなくなってきただけなのではないのか...

あの落ち着き払った雰囲気のあるおじさんの脳内は「どうだっていい」「死なねえし」なのではないか...

何かしらのアンテナの受信力が落ちてきて、鈍くなってきたから起こる症状じゃないのかな...

なるほど、老化=大人の落ち着きなんだね...！

だから、若者の話題までカバーするほどの好奇心のあるおじさんは若々しいのか...

と、なんとなく思った。

まあ、どうだっていいんだけど。